2012年5月29日火曜日

a + √b の整数部分と小数部分

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今日のポイント(a + √b の整数部分と小数部分)

2 √2  -1 の整数部分を α、小数部分を β としたときに
α2 + β2 の値を求めよ。







ゆっくり解:
a + √b の整数部分と小数部分 という種の問題は
解き方を知らないと解けない。
(おそらく初見では解き方に気付かない)


2 √2  -1 の整数部分を α、小数部分を β としたときとは
2 √2  -1  =  α +  β と表現できるという意味である。

√2 ≒ 1.414・・・より
2 < 2√2 < 3 
(※ 1 < √2 < 2   => 2 < 2√2 < 4 と引っかかりやすいので気をつけるように。
引っかかってしまうと、整数の候補が2つできてしまう。)

よって
1 < 2√2  - 1 < 2
である。つまり、
α +  β は、1より大きく、2より小さい!
従って、整数部分 α = 1 である。 

2 √2  -1  =  α +  β より
2 √2  -1  =  1 +  β
β                 =   2 √2  -1 - 1
β                 =   2 √2  -2


よって
  α2 + β2
= (1)2 + (2 √2  -2)2
= 1 + (8  -8 √2  + 4)
= 13  -8 √2




上記のように、
α と β を不等式を使って求め、求めた値を整理する
という手順を覚えよう!
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