2013年2月17日日曜日

難関中学の受験問題にチャレンジ 数学05(2)

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難関中学の受験問題にチャレンジ 数学05(2)

出題元 : 2013年神戸女学院中学部 入試問題
http://mainichi.jp/sp/kaitou/

問5
図のように一辺の長さが1cmの正六角形ABCDEFがあります。




この正六角形の辺上を点Pは1秒ごとに1cm→2cm→1cm→2cm→…と左回りに、
点Qは1秒ごとに1cm→2cm→3cm→2cm→1cm→2cm→…と右回りに
速さを規則的に変えながら、頂点Aから同時に移動を始めます。

つまり、
1秒後には点Pは頂点B、点Qは頂点F上にあり、
2秒後には、点P、Qが頂点Dで初めて出会うことになります。


(2)出発後、点Qが正六角形上を25周する間に、
点P、Qは何回頂点上で出会いますか。




解説
 点Pの軌跡を赤色、点Qの軌跡を緑色で表したら、次のグラフを作れる。

 点Qの周期は 1 + 2 + 3 + 2 の 4秒間に8マス 移動するものである。
正六角形なので、1周6マスである。
点Qが 点Aから周期通りに移動できるのは 12秒間隔である。 

 グラフより 12秒間で 点Qは4周していることが分かる。
 この12秒間で 点Pと交わるのは 7回である。
 が、頂点上であうのは 6回である。  
(ここはひっかけである。ひっかからないように問題文をよく読もう)


 点Qが25周するには 24+1周なので
24周/4周 × 6回 + 1回(1周目で点Pと交わる回数) => 37回




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