2013年2月18日月曜日

難関中学の受験問題にチャレンジ 数学06(2)

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難関中学の受験問題にチャレンジ 数学06(2)

出題元 : 2013年神戸女学院中学部 入試問題
http://mainichi.jp/sp/kaitou/

問6
三角形ABCと三角形CDEは共に直角二等辺三角形であり、
影をつけた部分アの面積は28cm2です。

また、点Fは辺CDを2:1の比に分ける点です。




(2)影をつけた部分イの面積を求めなさい。





解説
 ※ 下記 解き方で問題を解くことはできるが、この解き方を小学生が知っているかは疑問である。


 上図に下記のように補助線を加えてみる。

 求めたい面積は 三角形GSO の面積から 三角形BGEの面積を取り除いたものである。

 三角形GSOの面積を求めるには、
辺TOの長さ、 辺SBの長さが分かれば良い。よって それぞれ求めよう。

 辺AG と 辺CD は 平行なので、
三角形AOG と 三角形COD の比率は 辺AG と 辺CD の長さと一致する。
 よって
AG:CD = 14:8 = 7:4

 また
辺BY=辺TO = 7/(7+4) × 11(辺BCの長さ) = 7 cm


 また
辺DF:辺FC = 1:2 なので
辺GS:辺SA = 1:2 となる。 よって
辺GS = 1/3 × 14(辺AGの長さ) = 14/3 cm


 よって
 三角形GSO の面積 = 1 / 2 × 7 × 14/3 = 49 / 3

 また
 三角形BEG の面積 = 1 / 2 × 3 × 3 = 9 / 2



 従って 求める面積は
49 / 3  - 9 / 2 = 98 / 6  - 27 / 6  = 71 / 6 cm2 ( 11  +  5/ 6 ) cm2




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