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2013年2月18日月曜日

難関中学の受験問題にチャレンジ 数学07(3)

鹿児島 学習塾 WISE:
中学生・高校生向け 英・数・小論文 講座&宿題サポート
  http://www.wise.web-studies.info/
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・難関中学の受験問題にチャレンジ 数学07(3)

出題元 : 2013年神戸女学院中学部 入試問題
http://mainichi.jp/sp/kaitou/

問7
箱の中に1から5までの数字が書かれたカードが1枚ずつ入っています。
この箱の中からカードを1枚ずつ順に3回取り出します。
ただし、取り出したカードは元に戻さないものとします。

次に、1回目と2回目に取り出したカードに書かれた数字の和を十の位とし、
2回目と3回目に取り出したカードに書かれた数字の和を一の位とする整数を作ります。

例えば、1回目に5のカード、2回目に1のカード、3回目に2のカードを取り出したとき、
1回目と2回目に取り出したカードの数字の和は5+1=6、
2回目と3回目に取り出したカードの数字の和は1+2=3ですから、
作られる整数は63となります。

このとき、カードの取り出し方を(5,1,2)と書くことにします。


(3)作られた整数が37となるカードの取り出し方は(1,2,5)の1通りで、
45となるカードの取り出し方は、(1,3,2)(3,1,4)の2通りです。

作られた整数が70以上になり、
その整数を作るカードの取り出し方が3通りある整数を
すべて求めなさい。



解説
 作られる整数が 70以上になる条件は、最初の2枚が 次の場合である。
(2 , 5 , ※) 
(3 , 4 , ※)    (3 , 5 , ※)
(4 , 3 , ※)    (4 , 5 , ※)
(5 , 2 , ※)    (5 , 3 , ※)    (5 , 4 , ※)

 整理して、
作られた整数が70代でありうるのは、
(2 , 5 , ※)   (3 , 4 , ※)   (4 , 3 , ※)    (5 , 2 , ※)

作られた整数が80代でありうるのは、
(3 , 5 , ※)   (5 , 3 , ※)

作られた整数が90代でありうるのは、
(4 , 5 , ※)   (5 , 4 , ※)

となる。80代 90代の整数の組合せは 2種類しかないので、除外できる。
従って 考慮すべきは
(2 , 5 , ※)   (3 , 4 , ※)   (4 , 3 , ※)    (5 , 2 , ※)  
の場合である。 よって それぞれの値を確かめると、
( 2, 5 , 1) => 76  ( 2, 5 , 3) => 78  ( 2, 5 , 4) => 79
( 3, 4 , 1) => 75  ( 3, 4 , 2) => 76  ( 3, 4 , 5) => 79
( 4, 3 , 1) => 74  ( 4, 3 , 2) => 75  ( 4, 3 , 5) => 78
( 5, 2 , 1) => 73  ( 5, 2 , 3) => 75  ( 5, 2 , 4) => 76   


 整数値を元に整理すると、
73  :  ( 5, 2 , 1)
74  :  ( 4, 3 , 1)
75  :  ( 3, 4 , 1) , ( 4, 3 , 2) , ( 5, 2 , 3)
76  :  ( 2, 5 , 1) , ( 3, 4 , 2) , ( 5, 2 , 4)
78  :  ( 2, 5 , 3) , ( 4, 3 , 5)
79  :  ( 2, 5 , 4) , ( 3, 4 , 5)


 よって
作られた整数が70以上になり、
その整数を作るカードの取り出し方が3通りある整数は
75 , 76  の2種類である。



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難関中学の受験問題にチャレンジ 数学07(2)

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・難関中学の受験問題にチャレンジ 数学07(2)

出題元 : 2013年神戸女学院中学部 入試問題
http://mainichi.jp/sp/kaitou/

問7
箱の中に1から5までの数字が書かれたカードが1枚ずつ入っています。
この箱の中からカードを1枚ずつ順に3回取り出します。
ただし、取り出したカードは元に戻さないものとします。

次に、1回目と2回目に取り出したカードに書かれた数字の和を十の位とし、
2回目と3回目に取り出したカードに書かれた数字の和を一の位とする整数を作ります。

例えば、1回目に5のカード、2回目に1のカード、3回目に2のカードを取り出したとき、
1回目と2回目に取り出したカードの数字の和は5+1=6、
2回目と3回目に取り出したカードの数字の和は1+2=3ですから、
作られる整数は63となります。

このとき、カードの取り出し方を(5,1,2)と書くことにします。


(2)作られた整数が3の倍数となるようなカードの取り出し方は何通りありますか。




解説
 具体的に 組合せを書いてみる。

( 1, 2 , 3) => 35     ( 2, 1 , 3) => 34     ( 3, 1 , 2) => 43     ( 4, 1 , 2) => 53     ( 5, 1 , 2) => 63             
( 1, 2 , 4) => 36     ( 2, 1 , 4) => 35     ( 3, 1 , 4) => 45     ( 4, 1 , 3) => 54     ( 5, 1 , 3) => 64         
( 1, 2 , 5) => 37     ( 2, 1 , 5) => 36     ( 3, 1 , 5) => 46     ( 4, 1 , 5) => 56     ( 5, 1 , 4) => 65         
( 1, 3 , 2) => 45     ( 2, 3 , 1) => 54     ( 3, 2 , 1) => 53     ( 4, 2 , 1) => 63     ( 5, 2 , 1) => 73         
( 1, 3 , 4) => 47     ( 2, 3 , 4) => 57     ( 3, 2 , 4) => 56     ( 4, 2 , 3) => 65     ( 5, 2 , 3) => 75         
( 1, 3 , 5) => 48     ( 2, 3 , 5) => 58     ( 3, 2 , 5) => 57     ( 4, 2 , 5) => 67     ( 5, 2 , 4) => 76         
( 1, 4 , 2) => 56     ( 2, 4 , 1) => 65     ( 3, 4 , 1) => 75     ( 4, 3 , 1) => 74     ( 5, 3 , 1) => 84         
( 1, 4 , 3) => 57     ( 2, 4 , 3) => 67     ( 3, 4 , 2) => 76     ( 4, 3 , 2) => 75     ( 5, 3 , 2) => 85         
( 1, 4 , 5) => 59     ( 2, 4 , 5) => 69     ( 3, 4 , 5) => 79     ( 4, 3 , 5) => 78     ( 5, 3 , 4) => 87         
( 1, 5 , 2) => 66     ( 2, 5 , 1) => 76     ( 3, 5 , 1) => 86     ( 4, 5 , 1) => 96     ( 5, 4 , 1) => 95         
( 1, 5 , 3) => 68     ( 2, 5 , 3) => 78     ( 3, 5 , 2) => 87     ( 4, 5 , 2) => 97     ( 5, 4 , 2) => 96         
( 1, 5 , 4) => 69     ( 2, 5 , 4) => 79     ( 3, 5 , 4) => 89     ( 4, 5 , 3) => 98     ( 5, 4 , 3) => 97         

 3の倍数は 10の桁と1の桁を足した時に 3の倍数となるので、
それを満たす組み合わせに赤色をつけると 

( 1, 2 , 3) => 35     ( 2, 1 , 3) => 34     ( 3, 1 , 2) => 43     ( 4, 1 , 2) => 53     ( 5, 1 , 2) => 63             
( 1, 2 , 4) => 36     ( 2, 1 , 4) => 35     ( 3, 1 , 4) => 45     ( 4, 1 , 3) => 54     ( 5, 1 , 3) => 64         
( 1, 2 , 5) => 37     ( 2, 1 , 5) => 36     ( 3, 1 , 5) => 46     ( 4, 1 , 5) => 56     ( 5, 1 , 4) => 65         
( 1, 3 , 2) => 45     ( 2, 3 , 1) => 54     ( 3, 2 , 1) => 53     ( 4, 2 , 1) => 63     ( 5, 2 , 1) => 73         
( 1, 3 , 4) => 47     ( 2, 3 , 4) => 57     ( 3, 2 , 4) => 56     ( 4, 2 , 3) => 65     ( 5, 2 , 3) => 75         
( 1, 3 , 5) => 48     ( 2, 3 , 5) => 58     ( 3, 2 , 5) => 57     ( 4, 2 , 5) => 67     ( 5, 2 , 4) => 76         
( 1, 4 , 2) => 56     ( 2, 4 , 1) => 65     ( 3, 4 , 1) => 75     ( 4, 3 , 1) => 74     ( 5, 3 , 1) => 84         
( 1, 4 , 3) => 57     ( 2, 4 , 3) => 67     ( 3, 4 , 2) => 76     ( 4, 3 , 2) => 75     ( 5, 3 , 2) => 85         
( 1, 4 , 5) => 59     ( 2, 4 , 5) => 69     ( 3, 4 , 5) => 79     ( 4, 3 , 5) => 78     ( 5, 3 , 4) => 87         
( 1, 5 , 2) => 67     ( 2, 5 , 1) => 76     ( 3, 5 , 1) => 86     ( 4, 5 , 1) => 96     ( 5, 4 , 1) => 95         
( 1, 5 , 3) => 68     ( 2, 5 , 3) => 78     ( 3, 5 , 2) => 87     ( 4, 5 , 2) => 97     ( 5, 4 , 2) => 96         
( 1, 5 , 4) => 69     ( 2, 5 , 4) => 79     ( 3, 5 , 4) => 89     ( 4, 5 , 3) => 98     ( 5, 4 , 3) => 97         

 上記 24通りの組合せが 3の倍数であることが分かる。





別解)
 3の倍数は 各桁の数を足したら3の倍数になるという性質があるので、その性質を利用する。
2枚目の数は 2度足されるので 2枚目の数以外の和と 2枚目の数×2 の和が3の倍数になるかを考えればよい。
 また 1から5までの数なので、それらのうち2枚を足した数は 3以上 9以下 となる。


 以上を元に それぞれのケースを考えていこう。

 2枚目の数が1である場合、
1枚目の数と3枚目の数の和が 7 であれば、
作られた整数は3の倍数となる。
そのようなケースとは 2と5 3と4 のパターンの組合せ であるので、4通りある。
※ 1枚目の数と3枚目の数の和が 4 であるケースを考えない理由
  2から5までの数を2つ足して 4を作ることができないから。


 同様に
 2枚目の数が2である場合、
1枚目の数と3枚目の数の和が 5 または 8 であれば、
作られた整数は3の倍数となる。
和が5となるケースは 1と4 のパターンの組合せ であるので、2通りある。
和が8となるケースは 3と5 のパターンの組合せ であるので、2通りある。

 同様に
 2枚目の数が3である場合、
1枚目の数と3枚目の数の和が 3 または 6 または 9 であれば、
作られた整数は3の倍数となる。
和が3となるケースは 1と2 のパターンの組合せ であるので、2通りある。
和が6となるケースは 1と5 2と4 のパターンの組合せ であるので、4通りある。
和が9となるケースは 4と5 のパターンの組合せ であるので、2通りある。

 同様に
 2枚目の数が4である場合、
1枚目の数と3枚目の数の和が 4 または 7 であれば、
作られた整数は3の倍数となる。
和が4となるケースは 1と3 のパターンの組合せ であるので、2通りある。
和が7となるケースは 2と5 のパターンの組合せ であるので、2通りある。

 同様に
 2枚目の数が5である場合、
1枚目の数と3枚目の数の和が 5 であれば、
作られた整数は3の倍数となる。
和が5となるケースは 1と4 2と3 のパターンの組合せ であるので、4通りある。

 よって 求める組合せは 24通り である。



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難関中学の受験問題にチャレンジ 数学07(1)

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問7
箱の中に1から5までの数字が書かれたカードが1枚ずつ入っています。
この箱の中からカードを1枚ずつ順に3回取り出します。
ただし、取り出したカードは元に戻さないものとします。

次に、1回目と2回目に取り出したカードに書かれた数字の和を十の位とし、
2回目と3回目に取り出したカードに書かれた数字の和を一の位とする整数を作ります。

例えば、1回目に5のカード、2回目に1のカード、3回目に2のカードを取り出したとき、
1回目と2回目に取り出したカードの数字の和は5+1=6、
2回目と3回目に取り出したカードの数字の和は1+2=3ですから、
作られる整数は63となります。

このとき、カードの取り出し方を(5,1,2)と書くことにします。


(1)作られた整数が奇数となるようなカードの取り出し方は何通りありますか。

 



解説
 作られた整数が奇数となるのは、次の組み合わせの場合である。

(奇,奇,偶)
(奇,偶,奇)
(偶,奇,偶)
(偶,偶,奇)


(奇,奇,偶) のケース、
1枚目は 3枚ある奇数のどれかを選べばよい。
2枚目は 残り2枚ある奇数のどちらかを選べばよい。
3枚目は 2枚ある偶数のどちらかを選べばよい。
よって (奇,奇,偶) の組み合わせは 3×2×2 = 12通り ある。

同様に
(奇,偶,奇) のケース、
1枚目は 3枚ある奇数のどれかを選べばよい。
2枚目は 2枚ある偶数のどちらかを選べばよい。
3枚目は 残り2枚ある奇数のどちらかを選べばよい。
よって (奇,偶,奇) の組み合わせは 3×2×2 = 12通り ある。

同様に
(偶,奇,偶) のケース、
1枚目は 2枚ある偶数のどちらかを選べばよい。
2枚目は 3枚ある奇数のどれかを選べばよい。
3枚目は 1枚ある偶数を選べばよい。
よって (偶,奇,偶) の組み合わせは 2×3×1 = 6通り ある。

同様に
(偶,偶,奇) のケース、
1枚目は 2枚ある偶数のどちらかを選べばよい。
2枚目は 残り1枚ある偶数を選べばよい。
3枚目は 3枚ある奇数のどれかを選べばよい。
よって (偶,偶,奇) の組み合わせは 2×1×3 = 6通り ある。


 よって
作られた整数が奇数となるようなカードの取り出し方は
12+12+6+6 = 36通り ある。
 


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難関中学の受験問題にチャレンジ 数学06(2)

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問6
三角形ABCと三角形CDEは共に直角二等辺三角形であり、
影をつけた部分アの面積は28cm2です。

また、点Fは辺CDを2:1の比に分ける点です。




(2)影をつけた部分イの面積を求めなさい。





解説
 ※ 下記 解き方で問題を解くことはできるが、この解き方を小学生が知っているかは疑問である。


 上図に下記のように補助線を加えてみる。

 求めたい面積は 三角形GSO の面積から 三角形BGEの面積を取り除いたものである。

 三角形GSOの面積を求めるには、
辺TOの長さ、 辺SBの長さが分かれば良い。よって それぞれ求めよう。

 辺AG と 辺CD は 平行なので、
三角形AOG と 三角形COD の比率は 辺AG と 辺CD の長さと一致する。
 よって
AG:CD = 14:8 = 7:4

 また
辺BY=辺TO = 7/(7+4) × 11(辺BCの長さ) = 7 cm


 また
辺DF:辺FC = 1:2 なので
辺GS:辺SA = 1:2 となる。 よって
辺GS = 1/3 × 14(辺AGの長さ) = 14/3 cm


 よって
 三角形GSO の面積 = 1 / 2 × 7 × 14/3 = 49 / 3

 また
 三角形BEG の面積 = 1 / 2 × 3 × 3 = 9 / 2



 従って 求める面積は
49 / 3  - 9 / 2 = 98 / 6  - 27 / 6  = 71 / 6 cm2 =( 11  +  5/ 6 ) cm2




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難関中学の受験問題にチャレンジ 数学06(1)

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問6
三角形ABCと三角形CDEは共に直角二等辺三角形であり、
影をつけた部分アの面積は28cm2です。

また、点Fは辺CDを2:1の比に分ける点です。




(1)辺CDの長さを求めなさい。




解説
 ※ 下記 解き方で問題を解くことはできるが、この解き方を小学生が知っているかは疑問である。


 上図に下記のように補助線を加えてみる。



三角形 ABC が角Bを直角とする 直角二等辺三角形、
三角形 ECD が角Cを直角とする 直角二等辺三角形であることより、

三角形 COD が角Oを直角なので、
角AOGも直角 であることが分かり、
結果 三角形AOD は 直角三角形 であることが分かる。


 同様に
三角形 COD が角Oを直角とする 直角二等辺三角形 であることが分かる。
また このことより 角AODも直角 であることが分かり、
角OAG = 角OGA = 45度 なので、
三角形AOG は 直角二等辺三角形 であることが分かる。


 三角形 EBG も角Bを直角とする 直角二等辺三角形なので、
辺EG = 3√2 であることが分かる。 (直角二等辺三角形の辺の比率より)


 CDの長さを  x cm とすると、
ODの長さは √2 x / 2 cm となる。 (直角二等辺三角形の辺の比率より)

辺OD = 辺OE = 辺OC なので

辺OG = 辺OE + 辺EG = √2 x / 2  + 3√2 = 辺AO



三角形 AOD の面積は 1 /2  × 辺AO × 辺OD なので、
問題文より この値が 28cm2  である。

よって
1 /2  × 辺AO × 辺OD = 28
1 /2  × (√2 x / 2  + 3√2 ) × (√2 x / 2 ) = 28
x 2 / 2  + 3x = 56
x 2  + 6x  -112 = 0
( x - 8 )( x + 14 ) = 0
 x > 0 なので、 x = 8


よって 求めるCDの長さは  8 cm。



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2013年2月17日日曜日

難関中学の受験問題にチャレンジ 数学05(2)

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問5
図のように一辺の長さが1cmの正六角形ABCDEFがあります。




この正六角形の辺上を点Pは1秒ごとに1cm→2cm→1cm→2cm→…と左回りに、
点Qは1秒ごとに1cm→2cm→3cm→2cm→1cm→2cm→…と右回りに
速さを規則的に変えながら、頂点Aから同時に移動を始めます。

つまり、
1秒後には点Pは頂点B、点Qは頂点F上にあり、
2秒後には、点P、Qが頂点Dで初めて出会うことになります。


(2)出発後、点Qが正六角形上を25周する間に、
点P、Qは何回頂点上で出会いますか。




解説
 点Pの軌跡を赤色、点Qの軌跡を緑色で表したら、次のグラフを作れる。

 点Qの周期は 1 + 2 + 3 + 2 の 4秒間に8マス 移動するものである。
正六角形なので、1周6マスである。
点Qが 点Aから周期通りに移動できるのは 12秒間隔である。 

 グラフより 12秒間で 点Qは4周していることが分かる。
 この12秒間で 点Pと交わるのは 7回である。
 が、頂点上であうのは 6回である。  
(ここはひっかけである。ひっかからないように問題文をよく読もう)


 点Qが25周するには 24+1周なので
24周/4周 × 6回 + 1回(1周目で点Pと交わる回数) => 37回




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難関中学の受験問題にチャレンジ 数学05(1)

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問5
図のように一辺の長さが1cmの正六角形ABCDEFがあります。




この正六角形の辺上を点Pは1秒ごとに1cm→2cm→1cm→2cm→…と左回りに、
点Qは1秒ごとに1cm→2cm→3cm→2cm→1cm→2cm→…と右回りに
速さを規則的に変えながら、頂点Aから同時に移動を始めます。

つまり、
1秒後には点Pは頂点B、点Qは頂点F上にあり、
2秒後には、点P、Qが頂点Dで初めて出会うことになります。


(1)点P、Qが2回目に頂点上で出会うのは出発してから何秒後ですか。
また、出会うのはどの頂点上ですか。




解説
 点Pの軌跡を赤色、点Qの軌跡を緑色で表したら、次のグラフを作れる。

 グラフより
点P、Qが2回目に頂点上で出会うのは出発してから3.5秒後。
出会うのはどの頂点F上。




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難関中学の受験問題にチャレンジ 数学04(2)

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問4
次のように、ある規則にしたがって分数が並(なら)んでいます。

2)1番目から□番目までの分数をかけ合わせてできた分数を小数にしたものを
〈□〉と表すことにします。
例えば、1番目と2番目の分数の積は、 ですから、
〈2〉=0.2となり、割り切れる小数となります。
また、1番目から3番目までの分数の積は、 ですから、
〈3〉=0.1428…となり、割り切れない小数となります。

1から500までの□のうち、
〈□〉が割り切れる小数となる一番大きな□とそのときの〈□〉を求めなさい。



解説
 〈□〉は  1 / 2 □ + 1 と表せる。

 つまり 分子は常に1である。
1 を 割り切れる数 とは、2 か 5の倍数である。(このことに気付かなければ絶対解けない。)

が、分母は必ず 奇数なので、
2 □ + 1 が 5の累乗になるケースを考えればよい。

5の累乗として、とりうる値は
 5,25,125,625,3125 ・・・
となる。また □ ≦ 500 なので

2 □ + 1 = 3125  =>  □ =1562
2 □ + 1 = 625  =>   □ =312
2 □ + 1 = 125  =>   □ =62
2 □ + 1 =  25  =>   □ =22




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難関中学の受験問題にチャレンジ 数学04(1)

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・難関中学の受験問題にチャレンジ 数学04(1)

出題元 : 2013年神戸女学院中学部 入試問題
http://mainichi.jp/sp/kaitou/

問4
次のように、ある規則にしたがって分数が並(なら)んでいます。

(1)分数を小数で表したとき、初めて0.999より大きくなるのは何番目の分数ですか。


解説
 n番目の分数は 2 n - 1 / 2 n + 1 と表せる。

 2 n - 1 / 2 n + 1 > 0.999 が成り立てばよいので、

 1000 × ( 2 n - 1 )  >  999 ( 2 n + 1 )

 2 n × 1000 - 1000 > 2 n × 999 +999
           2 n   > 1999
              n   > 999.5

nは整数なので 初めて 0.999 を超えるのは 1000番目



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2013年2月15日金曜日

難関中学の受験問題にチャレンジ 数学03(2)

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・難関中学の受験問題にチャレンジ 数学03(2)

出題元 : 2013年神戸女学院中学部 入試問題
http://mainichi.jp/sp/kaitou/

問3
図のように、斜線の部分があいている水そうAを底面が縦60cm、
横90cmの十分な深さのある直方体の水そうBに入れています。
底はしっかり固定されています。

次にじゃ口を開き、水そうBに一定の割合で水を入れ始めます。
ただし、水そうAにはじゃ口から直接水が入らないものとします。

水を入れ始めてからの時間と水そうBの水面の高さの関係をグラフに表しました。


(2)グラフの(ア)の値を求めなさい。


解説





 上図のように 水槽Aの下の段の高さ を X cm とする。

すると 水槽Aの体積は 次の式によって計算できる
( 80 × 50 × X ) + { 40 × 50 × ( 60 - X) }    ・・・①

 また グラフより
 水量12000 cm3 /分 で14分10秒 間(=27秒-12分50秒)間 注水した量と①は一致するので

( 80 × 50 × X ) + { 40 × 50 × ( 60 - X) }  = 12000 × 850 / 60 が成り立つ。よって
4000 X +  2000 × ( 60 - X)   = 200 × 850
4000 X +  120000  - 2000 X   = 170000
2000 X   = 50000
    X   = 25





水槽Bにおいて 上図の青波線内の容積は
90 × 60 × 25 -80 × 50 × 25 = 2500  × ( 9 × 6 -8 × 5 ) = 2500  × 14 cm3 

この容積に対して 12000 cm3 /分 の速さで注水されるので
求める時間は

 2500  × 14 cm3 ÷ (12000 cm3 /分)
=( 2500  × 14 / 12000  )分
=(25  × 14 / 120 )分
=(25  × 7 / 60 )分
= ( 175/60 )分 = 2分55秒





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難関中学の受験問題にチャレンジ 数学03(1)

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問3
図のように、斜線の部分があいている水そうAを底面が縦60cm、
横90cmの十分な深さのある直方体の水そうBに入れています。
底はしっかり固定されています。

次にじゃ口を開き、水そうBに一定の割合で水を入れ始めます。
ただし、水そうAにはじゃ口から直接水が入らないものとします。

水を入れ始めてからの時間と水そうBの水面の高さの関係をグラフに表しました。


(1)水はじゃ口から毎分何cm 3 出ていますか。


解説
 図からは 水槽Aの高さが分からない。
 が グラフから 水槽Aの高さが60cm であることが分かる。

 このことに気付かない と解けない。

 グラフより 27分時点から水位が上昇しはじめていることが分かる。
12分50秒から27分まで水位が変化しなかった理由は
水槽Aの中に 水槽Bから溢れた水がたまっていたためである。

 水槽Aも満杯になったために 27分時点から水位が上昇しているので、
27分かかって どれくらいの水量があるかが分かれば、
水の噴出量は計算できる。

 よって
立方体B において
60cm(縦) × 90cm(横) × 60cm(高さ) / 27分
= 60cm × 10cm × 60cm / 3分
= 20cm × 10cm × 60cm / 分
= 12000 cm3/分



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難関中学の受験問題にチャレンジ 数学02(2)

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問2
偶数枚(ぐうすうまい)のカードをつみ重ねた山があります。
このカードの山をちょうど半分の枚数のところで上下2つに区切り、
上半分をA、下半分をBとします。
そして
Aの1番上のカードの下にBの一番上のカード、
続けてAの2番目のカード、Bの2番目のカード、…と交互に組みかえて、
再び1つの山を作ります。これを操作Xとよぶことにします。


(2)何枚かのカードを用意して、操作Xを続けて2回行うと、
最初上から55枚目であったカードが元の位置に戻りました。
カードは全部で何枚ありますか。




解説

操作2回目で 55枚目になるためには
操作1回目で 28枚目にあればよい。


操作1回目で順番が28枚目になる ということは
偶数枚目なので 操作前の段階では 55枚目はBグループにあることが分かる。
 更に 操作1回目で28枚目になるためには
55枚目は操作前の段階では Bグループの14枚目 でなければならない。

 よって
Bグループの14枚目 = 全体の55枚目 が成り立てばよい。
全体の枚数を 2Y とすると
Y + 14 = 55 が成り立てばよい。
よって Y = 41
 ∴ 2Y = 82


よって 82枚 である。




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難関中学の受験問題にチャレンジ 数学02(1)

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問2
偶数枚(ぐうすうまい)のカードをつみ重ねた山があります。
このカードの山をちょうど半分の枚数のところで上下2つに区切り、
上半分をA、下半分をBとします。
そして
Aの1番上のカードの下にBの一番上のカード、
続けてAの2番目のカード、Bの2番目のカード、…と交互に組みかえて、
再び1つの山を作ります。これを操作Xとよぶことにします。


(1)50枚のカードの山に操作Xを1回行った後、
最初上から23枚目であったカードは上から何枚目にうつりますか。




解説

 もともと50枚あるので
Aグループは 1枚目から25枚、Bグループは 26枚から50枚である。

 よって、最初上から23枚目であったカードは Aグループに含まれる。

 操作Xを1回行うことで
Aグループから22枚、Bグループから22枚を重ねた次の組み換えで
ようやく最初上から23枚目にあったカードが動くので
結果 22+22+1 番目に移動することになる。

よって 45枚目 に移る。




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2013年2月14日木曜日

難関中学の受験問題にチャレンジ 数学01(2)

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問1
太郎(ろう)君と花子さんはA地点とB地点の間を自転車で往復します。
はじめ、太郎君と花子さんはA地点を同時に出発します。
花子さんは同じ速さで進み、太郎君は途(と)中のC地点までは
花子さんの2倍の速さで進み、
C地点からB地点までは花子さんと同じ速さで進みました。
そして、帰りもB地点からC地点まで花子さんと同じ速さで進み、
C地点からA地点までは花子さんの2倍の速さで進みました。
太郎君と花子さんは出発してから27分後にBC間で出会い、
出発してから44分後に再び太郎君がA地点に戻(もど)ったとき、
花子さんはちょうどC地点にいました。

(2)出発してから40分後の2人の距離が3200mであるとき、AB間の距離を求めなさい。



解説
 文章問題は図で表してみよう。(図が描けないと解けないことが多いのだ)

 便宜上、下記図の各点にそれぞれ名前をつけた。




三角形 C h'  32 において
f ' o ' :BC =( 44 - 40 ) : ( 44 - 32 ) = 4 : 12 = 1 : 3
∴ BC = 3 f ' o '

同様に 三角形 AC t ' において
r ' o ' :AC =( 40 - 34 ) : ( 44 - 34 ) = 6 : 10 = 3 : 5
∴ AC = 5 r ' o '  / 3

r ' o ' = 3200 -  f ' o ' より
AC = 5 ( 3200 - BC / 3 ) / 3      ・・・①


ここで ( 1 ) より AC:BC = 5:3      ∴ AC  = ( 5 BC )/ 3・・・②

①②より
5 ( 3200 - BC / 3 ) / 3 = ( 5 BC )/ 3
   3200 - BC / 3  = BC
   3200           = 4 BC / 3 
     800           =  BC / 3 
∴           BC = 2400

②より  AC  = ( 5 × 2400 ) / 3 = 5 × 800 = 4000

AB = AC + BC = 4000 + 2400 = 6400




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問1
太郎(ろう)君と花子さんはA地点とB地点の間を自転車で往復します。
はじめ、太郎君と花子さんはA地点を同時に出発します。
花子さんは同じ速さで進み、太郎君は途(と)中のC地点までは
花子さんの2倍の速さで進み、
C地点からB地点までは花子さんと同じ速さで進みました。
そして、帰りもB地点からC地点まで花子さんと同じ速さで進み、
C地点からA地点までは花子さんの2倍の速さで進みました。
太郎君と花子さんは出発してから27分後にBC間で出会い、
出発してから44分後に再び太郎君がA地点に戻(もど)ったとき、
花子さんはちょうどC地点にいました。

(1)AC間の距離(きょり)とBC間の距離の比を最も簡単な整数の比で求めなさい。



解説
 文章問題は図で表してみよう。(図が描けないと解けないことが多いのだ)

 横軸に時間の流れ、
赤色は 太郎君 の位置の軌跡、
緑色は 花子さんの位置の軌跡 を表すとすると、次のような図が描ける。


区間CB間においては
太郎君と花子さんの速度は同一なので、
太郎君が B地点から 花子さんにあうまでにかかった時間(=5分) と
花子さんが 太郎君とあってからB地点に到達するまでの時間は 一致する。
よって 花子さんが B地点に到達するのは、27分+5分 => 32分 であることが分かる。

花子さんが B地点からC地点に到着するまでにかかる時間は 図より
44-32=12分 であることが分かる。
区間CBにおいては 太郎君、花子さんの速度は同一なので
太郎君がはじめてC地点に到着したのは B地点に到着する12分前であり、
C地点に2回目に到着するのは、B地点に到着してから12分後であることが分かる。
よって 上の図は次のように付記できる。


 区間ACにおいて 太郎君は花子さんの2倍の速度で進んでいるので、
太郎君が始めて  地点Cに到着するのが出発してから10分後であるならば、
花子さんが始めて 地点Cに到着するのは出発してから20分後である。


 よって AC:CB
=A点からC点に到着するまでにかかった時間 : C点からB点に到着するまでにかかった時間
なので
20:12 => 5:3



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